2023年の確定申告も終わり、不妊治療で利用したお金について洗い出しをしました。
この記事ではこれから不妊治療を始める人のために費用感について紹介します。
私の妊活歴について
2022年の後半頃から自己流で妊活を始めていました。
その時は妊活を始めればすぐ授かれるものだと疑ってもいませんでした。
自己流で妊活をしていた時は、排卵検査薬や基礎体温をつけたりして排卵日を予測してタイミングを取っていました。
薬局で買うよりもネットで買っていた |
自己流の妊活を始めて約半年経ったころ、何か原因があるんじゃない?とふと思い、2人でクリニックに行くことを夫に相談をしました。
夫から反対されるかなとドキドキしていましたが、特に何もなくスムーズにクリニック通いが始まります。
2023年2月からリプロダクションクリニックへ通うことになりました。
リプロダクションクリニックでの不妊治療について
不妊治療を開始する年齢によりますが、治療開始時にはタイミング法や人工授精を行うのが一般的です。
タイミング法と人工授精は不妊治療の方法の一部で、アプローチがそれぞれ異なります。
- タイミング法
- タイミング法は、性行為のタイミングを排卵日に合わせて計画する方法です。
- 自己流の場合、女性の排卵予測や基礎体温の記録、排卵検査薬などを使用しますがクリニックにでは内診で卵子のサイズを測ります。
- 人工授精
- 人工授精は、精子を子宮内に直接挿入する方法です。
- 通常、特定の排卵誘発剤を使用し、排卵を誘発してから人工授精が行われます。
- 精子洗浄により、精子の選別や処理が行われ、適切な精子が子宮内に送られます。
約10か月で行った不妊治療について
リプロダクションへ通ってから最初の数ヵ月はほとんど検査ばかりでした。
その間にも内診でタイミングをとるような指導をしてくれました。
クリニックに通って1番良かったのは基礎体温を測らなくて良くなったことです。基礎体温をとることに神経質になっていて、結構なストレスになっていました。
クリニックでは内診で卵子の成長を見るから、基礎体温はつけなくていいそうです。
私は2023年に行った治療は以下です。
- タイミング法
- 人工授精
タイミング法では3回、人工授精は6回行いました。
人工授精は6回以上してもあまり意味ないとの事で、それ以降はステップアップを推奨していました。
人工授精では卵子を育てるためにフェマーラを飲んだり、人工授精前日には排卵を促すための注射をします。
不妊治療専門リプロダクションで2023年に利用した費用について
リプロダクションへ支払った費用はもちろん、薬局で処方してもらった薬代も含めて集計しました。
約20万円!
これが多いのか少ないのかはちょっと分からないですよね。笑
体外受精をするともっとお金がかかることを思うと、まだ安かったのかなと個人的には思っています。
でも治療をせずに授かれる人がいるのも事実…。
また私の場合民間医療保険に加入していたこともあり、実際にかかった金額は 5万円 でした。
民間の医療保険で不妊治療の費用もカバーできる
私が治療をした人工授精は手術扱いになるので手術給付金が毎回出ていました。
手術と聞くと怖い治療なのでは?と思うかもしれませんが、していることは内診とほとんど同じです。
私の場合、日帰り手術の給付金が1回×2.5万円だったため、6回分で15万円の給付金をもらうことができました!
ただ不妊治療開始に合わせて医療保険に加入をしようとしても遅い場合がほとんどです。
正しく告知をしていないと医療保険に加入できなかったり、子宮が部位不担保になるケースがあります。
個人的には結婚を意識する前のタイミングで保険に加入するのが良いと思います。
医療保険なんて病気にならないし、関係ないと思っていても入れるときに加入するのが1番です。
不妊治療の費用は医療費控除で還付金もあるかも
医療費控除とは、確定申告時に所得税・住民税の控除が受けられる制度です。確定申告をすれば還付金があるかもしれません。
もれなく私も医療費控除で確定申告を行いました。
実際の還付金額は年収などによって異なりますが、還付金があることがほとんどです。
クリニックへ行くための交通費も医療費控除に含めることもできたり、夫婦でかかった費用を合算することができるので、医療費として集計できる金額は多くなりそうです。
まとめ:不妊治療の費用は医療保険でほとんどカバーできた
リプロダクションで約10か月、検査やタイミング法・人工授精などの治療を行いましたが、支払った金額は20万円でした。
若いときに加入していた医療保険に入っていたおかげで5万円の持ち出しですみました。(医療費控除を入れるともっと少ないはず)
「いつ使うか分からない」と思っていた医療保険がこんなに役に立つとは思っていませんでした。
今日が人生で1番若い日!
元気で「医療保険なんていらない」って思っている時こそ、医療保険の加入を考えてみてはどうでしょうか。
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