民間の医療保険でカバーできる?不妊治療にかかる費用について

妊活

自分かまさか不妊治療をするとは思ってもいないという人がほとんどではないでしょうか。

そういう私も妊活を始めたらすぐに授かれるものだと疑ってもいませんでした。

クリニックに通ったからこそ分かった治療にかかる費用と、それをカバーすることができる手段について今回は紹介したいと思います。

不妊治療とは

不妊治療とは、医学的な手段を用いて妊娠を支援する治療方法です。

クリニックに初診で通う目安は、1年以上妊活をして妊娠に至らない場合は一般的です。

不妊治療には様々な方法があり、排卵誘発剤や人工授精、体外受精(IVF)などが一般的です。治療の選択はカップルの年齢や状況に応じて決定します。

治療をスタートする場合、すぐに治療を開始することはできません。

まずは何が原因か調べるために男性の場合は精液検査、女性の場合はホルモン値の測定や卵管造影検査などを行います。

不妊の原因は女性と男性でほぼ同じ割合で分布しています。

一般的には女性の不妊原因が約40%、男性の不妊原因が約40%であり、残りの20%は男女共同の問題や不明な要因に帰することがあります。

したがって、不妊の原因を特定するためには、男性と女性の両方が検査を受けることが重要です。

治療を成功へ導くためには専門医の診断やアドバイスを受けることが不可欠です。

専門医はカップルの状況を詳しく把握し、最適な治療プランを提案してくれます。

このように、不妊治療を開始する際には、十分な情報収集と医師の指導に従うことが成功への第一歩となります。

不妊治療開始したら、まず行う治療について

不妊治療を開始する年齢によりますが、治療開始時にはタイミング法や人工授精を行うのが一般的です。

タイミング法と人工授精は不妊治療の方法の一部であり、それぞれ異なるアプローチを取ります。

  1. タイミング法
    • タイミング法は、性行為のタイミングを排卵日に合わせて計画する方法です。
    • 自己流の場合、女性の排卵予測や基礎体温の記録、排卵検査薬などを使用しますがクリニックにでは内診で卵子のサイズを測ります。
  2. 人工授精
    • 人工授精は、精子を子宮内に直接挿入する方法です。
    • 通常、特定の排卵誘発剤を使用し、排卵を誘発してから人工授精が行われます。
    • 精子洗浄により、精子の選別や処理が行われ、適切な精子が子宮内に送られます。

主な違いは、タイミング法では性行為のタイミングを利用して自然な方法で妊娠を目指すのに対し、人工授精では医学的な介入が行われ、精子の直接挿入が行われる点です。

しかし不妊治療の世界ではタイミング法と人工授精は自然的という観点で大差がないものとされています。

不妊治療にかかる費用について

不妊治療にかかるの費用は、治療方法や地域によって異なりますが、一般的に高額な費用がかかることがあります。

例えば、人工授精や体外受精(IVF)などの高度な治療法は、多くの場合、数十万円から数百万円に及ぶことがあります。

また排卵誘発剤や精子の処理などの初期的な治療も費用がかかります。

保険の適用範囲は限られており、一部の治療法や医療機関によっては自己負担が必要な場合もあります。

そのため不妊治療を検討する際には、費用面も含めて慎重な計画が必要です。

実際に私が不妊治療の初年度で利用した費用は「【2023年 不妊治療の金額公開】リプロダクションクリニックで利用した費用について」をご覧ください。

不妊治療で医療保険の給付金が下りるって本当?

2022年4月から不妊治療が保険適用になったことを受け、民間の保険会社での保険金が下りることが増えました。

例えば初期の治療として行う人工授精は、手術扱いになるため手術給付金がもらえます。

しかし不妊治療を開始する時に医療保険を契約しても遅い場合はほとんどです。

医療保険に加入できなかったり、子宮が部位不担保になるケースがあります。

個人的には結婚を意識する前のタイミングで保険に加入するのが良いと思います。

医療保険なんて病気にならないし、関係ないと思っていても入れるときに加入するのが1番です。

医療保険に加入するとほとんどの医療保険に先進医療特約が付加できます。

先進医療とは厚生労働省が認める高度な医療技術や治療方法のうち、一定基準の有効性・安全性を満たした自由診療の治療です。

不妊治療では先進医療を使った治療も多くあるため、高額になる費用を抑えることができます。

まとめ

不妊治療を開始すると心の不安が大きいと思いますが、経済的な不安を少しでも軽減できるように医療保険に加入することをおすすめします。

私も人工授精を6回実施し、毎回2.5万円を給付金を受け取っていました。

実際の治療費よりも給付金が多かったため、安心して治療を受け続けることができました。

不妊治療について紹介していますが、「不妊」という言葉が嫌いで「未妊」や「妊活」という言葉をなるべく使うようにしています。

「妊娠ができないのではなく、まだしていないだけ!」

そう思って日々過ごしています。

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